頭皮のふけとアレルギー
「頭皮のふけ」だけに限らずどんな症状においても本気で直そうと思ったらその症状の事について自分で調べてみる事が大切です。調べていくと難しい医学用語が沢山出てくると思います、これら全てを理解することは不可能ですが、必要最低限の用語はぜひ理解するようにしたいものです。そうすることによってある程度の専門書を読んでも理解が早くなります。では「頭皮のふけ」ついて説明したいと思います。
現在、日本人の70%の人たちが「ふけ」に悩まされているという報告があります。この「ふけ」とはどういった事が原因で起きるのでしょうか?人間の皮膚は常に古い角質層の細胞(角化細胞)が剥がれ落ち、新しい角化細胞が生まれ新旧入れ替わりの周期(サイクル)は約28日とされています。
14日後に古い角質層の細胞は剥がれ落ち、それが「ふけ」と呼ばれるものなのです。その剥がれ落ちる量には個人差はありますが、ごく自然な現象なのです。又、頭皮には、フケの原因となる原因菌が存在しています。このふけ原因菌は、カビの一種で「癜風菌(でんぷうきん)」と呼ばれる菌でこれがかゆみの原因です。
この原因菌が大量に発生し過ぎると頭皮の角質層が活発化し、角質層の新旧入れ替わりが通常より速められ、それに伴って老化した皮脂が早いサイクルでふけとなって所かまわず落ちてくるのです。
このように「ふけ」は古くなった角質層の細胞の脱落するものと分解酸化物との混合物で、人間が生きていく上で必要な、活発な新陳代謝の結果として誰でもある症状なのです。
ただこれが通常より多い人はふけ症と呼ばれ、医学的には「頭部批糠疹」という呼ばれています。たまに頭皮アレルギーと呼ばれるアトピー性皮膚炎になる可能性もあります。
毎朝起きると枕元に大量に落ちたふけ、あるいは仕事中に自然と頭から降り注ぐ大量のふけ・・・・これでは気になってとても仕事どころではありませんよね。特に大事なお客得さんも前でふけがポロリ・・なんて接触の多い営業マンなら誰しも恥ずかしい経験があるかと思います。
さらに冬場は空気が乾燥していますので濃い目のスーツは最も気をつけなければいけません。肩や背中に白いふけがかなり目立ってしまいます。
頭皮のふけとかゆみ
頭皮のふけにも人によって種類があり、脂性ふけ、乾性ふけ、と呼ばれるものがあります。
乾性ふけの特徴は、頭を動かすだけでサラサラと所かまわず落ちてきて恥かしい思いをすると同時にかゆみがある場合があります。一部の人たちはこれを防止するために頭皮全体にゼリー状の育毛剤等を塗り、できるだけ乾燥ふけの落下を一時的に防止している人もいるようですがこれは返って逆効果だと言えます。
頭皮には毛穴があるのは御存知だと思いますが、このゼリー状の育毛剤で毛穴をふさいでしまい最悪の場合は薄毛の原因になります。
これは男女に関係なく起こることなので日頃のケアが大切になってきます。これに対し脂性ふけは、脂漏を多く含んでおり乾燥ふけのようにポロポロとあまり落ちてくるものではありませんが痒いのが特徴です。何気なくつい掻いてしまい、その時に大き目の湿った感じのようなふけが・・ポロリ・・というのが脂性ふけです。
この脂性ふけは最も気をつけなければならず、放っておくと次第に頭皮全体が赤くなり、頭からは脂肪を多く含んだふけがたくさん出てくるようになり皮膚病になってしまいます。
軽度の症状だと頭皮は赤くならずに大きく固まったふけだけが出てきます。ふけ症で一番多いのがこの脂性ふけと言われています。
又、最近では、脂性ふけは成人だけでなく子供などに多く発生しているようで子供にその症状が出てくると、アトピー性皮膚炎やアレルギーというケースも多くあります。ふけはシャンプーが原因の場合もあり、自分の頭皮に合っていないシャンプーや洗髪の時に完全に洗い流してない状態でもふけの原因になります。
さらに、完全に洗い流すため又は毛穴をきれいするために洗髪時に爪を立ててゴシゴシ擦るのも大変いけないことです。爪で頭皮を傷つけてしまい逆効果になります。シャンプーするときは爪を立てないで指先でなでるように洗髪するようにして下さい。
その他では、極度のストレスが溜まった時、あるいは寝不足が続いている時などの生活習慣も頭皮の新陳代謝や角質の周期に影響をもたらしています。
さらに、食事療法で体質改善も試してみるべきでしょう、どうしてふけ症になったのか誰しも分からないと思いますので、まずはできることから心がけるべきです。それでも効果がなければ専門医に相談してください。
本来なら、おかしいと思ったら即、専門医にいった方がいいのですが、忙しいサラリーマンは行く時間がないのが現状だと思います。
生活環境を根本から見直してみましょう。